電話が使えません!の連絡で、実際に行ってみると・・。

これまで15年間で、学校の担当者から「教室の電話機が使えなくなったのですが?」という連絡があり、実際に現地へ行ってみてわかった事を今回レポートします。

私、「あれ? インターホンは正常に動いてますねー。」

「あ、階段の上のスイッチングハブのランプが消えて故障して動いてませんね?」

担当者、「そうなんです、この教室のパソコンも繋がらないんですよ・・」

なるほど、校内LANに問題があると、その上で動いてるIPインターホンは正常に使えませんので、さっそく新しいハブへ交換してすみやかに通話できるようになりました。

このように、キッズ救急は校内のコンピュータネットワークをそのまま連絡用として使う仕組みが基本のシステムです。一般のインターホンでは専用の通信線を使います。

比較すると、下記のようになります

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導入15年目の校内LANの教室インターホンが教えてくれたこと

2004年、初めての校内緊急インターホン「キッズ救急」をスタートしてから、今年でいよいよ15年目に入りました。

これまで延べ10,000教室で緊急と毎日の校務連絡に利用され、現在もノンストップで運用中のシステムの現場からのレポートをお伝えいたします。

なぜ、いま現地レポートなのか?

それは「キッズ救急」の導入当初の教育委員会や学校の先生方がほとんど変わってしまい、15年たってもういちど学校の機器システムについてよく知りたいと、現場の先生方のお声を頂くようになったためです。

一方で、各教室のIP電話機のインターホン機器も長年の使用で中身の電子部品の老朽化で、徐々に故障も増えてくる頃に差し掛かっています。機器は最終止まるまで使用することが可能ですが、通話中にザ-ザ-と雑音が混じるようになると交換寿命の時期となります。

最近は教育予算もかなり絞られてしまって、なかなか導入予算化がしにくいとのお話も頂戴します。キッズ救急はこれまで15年間に一度もトラブルもなく安定し、余計な手間とコストがかかりませんでした。それは教室インターホン同士が既存の学校LANを介して直接連絡をとりあうピアトゥーピア方式を採用し設計されているからです。インターホン機器と学校LANがあれば、今日からでも使うことができます。

そのような中で、“導入15年目の校内LANの教室インターホンが教えてくれたこと”を念頭に、皆さまと全国の事例をご一緒に情報共有させていただければ幸いに存じます。

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