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大森みのり幼稚園へキッズ救急が導入

キッズ救急は校内LAN(情報コンセント)を利用し、各教室間を安心で繋ぐIPインターホンです。今までに京都市の小中学校約150校をはじめ、全国に導入された実績を持ち、今回初めて幼稚園に導入されました。

大森みのり幼稚園は1951年の開園以来、人権の尊重、感謝・思いやりのある「人の心」を育てることを主眼に、地域の信頼に応える幼児教育を行っていま す。毎日400人もの園児に行き届いたケアを提供するには、子どもたちとの時間をいかに確保するかが重要になるため、教室にいながらにして情報共有がで き、整備済みの校内LANを活用できる“キッズ救急”を導入されました。

子どもたちのために、温かなイメージの内装でまとめられた教室が工事や配線で見苦しくなることもなく、取り付けが簡単である点も評価していただきました。

教育現場でのICT化が、決め細やかな教育を可能にする

今回キッズ救急を導入された大森みのり幼稚園は、園児400人を預かる都内有数の幼稚園ですが、校内LANを活用してパソコンでの出欠管理、そして今回の キッズ救急の導入などの工夫で、教室にいながらにして情報を共有し、相互連絡を可能にすることで、きめ細やかな保育を実現しています。

大森みのり幼稚園の事例は、教職員・園児、双方にメリットのあるICT化の実例であり、幼稚園・学校の規模の大小に関わらず、工夫と熱意で目の行き届いた教育ができることを示しています。
今後、少子化により幼稚園や学校といった教育現場は、質の高い教育を求められ選ばれる立場になります。行き届いた教育を提供し、選ばれる教育現場であるためには、何よりも教職員(先生)と子どもたちの時間を増やすことが重要であると当社は考えます。

「10万教室ICT化支援プロジェクト」がスタート
LAN整備が国の補助金対象に

学校教育のICT化が叫ばれていますが、2007年3月末時点で校内LANの全国平均整備率はわずか56.2%に留まっています。こうした現状をふま え、2010年までに全ての公立小中高等学校等の校内LANを整備することを目標とし、総務省・文部科学省・総務省情報通信政策局は本年2月、「10万教 室ICT化支援プロジェクト」を発表しました。

具体的には、総務省と文部科学省が連携して校内の普通教室を含む地域イントラネットの整備を行う自治体を重点的に採択し支援することとなりました。

全国の小中高等学校・教育機関へ
校内LAN普及の原動力として期待

先述の通り、校内LAN普及の目標達成は難しい状態にあり、特に学校数も多い大都市圏においては、普及率が大変低くなっています。主な理由として、予算が取れない・校舎の老朽化により工事ができない、などが挙げられます。

キッズ救急はハブ機能を備え、教室でパソコンと同時利用が可能です。また、緊急ボタンつきのキッズ救急は、通常の相互通話だけではなく緊急ボタンを押すことで校内へ一斉同報し子どもたちの安全を守ります。

こうした状況の中、当社は07年7月に大阪府枚方市の小学校へ、PLC技術による電源コンセントを利用した“キッズ救急コンセントdeネット”を設置 し、校内LANが未整備な環境でも電源コンセントを利用して校内LANを構築し、導入を実現いたしました。(1年間の実証試験導入)PLC以外にも、テレ ビ端子を利用して校内LANを構築することでキッズ救急が導入でき、「10万教室ICT化支援プロジェクト」とともに校内LAN普及の原動力として期待さ れています。